ビル・ウィルソンについて

ビル・ウィルソンは、メトロ・ワールド・チャイルドの創設者であり、主任牧師




ビル・ウィルソン

1961年
ビルが12歳のとき、離婚していた母親は貧しさに耐えきれず、彼を路上に置き去りにした
事情のわからない彼は、路上で母親の帰りを待ち続けていた―

3日経ったとき、ずっと街角にいるのを心配したひとりの男性が、彼に声をかけた
そしてその男性は、お金を払ってそのまま彼を教会学校のキャンプへ連れて行ったのだった
ビル・ウィルソンは、このキャンプの中でイエス・キリストを信じ、人生を神様に献げる決心をする
教会の小部屋に住まわせてもらい、人々からのわずかな食料で生活しながら、学校に通い始めた

1980年
アッセンブリーオブゴッド・サウスイースタン神学校を卒業する
ビルはニューヨークのスラム街に移住し、極度の貧困、犯罪、麻薬、売春が横行する中で成長する、自分と同じような境遇の子どもたちのための教会学校を始めた
教会で培った技術と、彼独自の創意工夫により教会学校への反響は大きく、すぐに多くの子どもたちが集まる働きとなり、メトロ・ミニストリーズを創設した

1992年
ビルのスラム街での働きとその成果は、周囲の耳目を集め、政府機関にまで知られるようになった
アメリカ合衆国元大統領ジョージ・ブッシュがその成果に注目し、ビル・ウィルソンを「アメリカの都市部の家族に関する委員会」のメンバーに任命する

2003年
スラム街で子どもの訪問途中に2人組の強盗に襲われ、口の中で銃を発射される
頬を撃ち抜かれる大けがを負うも、なんとか一命は取り留めた
その後も子どもたちへの情熱と使命感は変わることなく、治療を受けながらすぐに活動を再開する

2013年
世界中に働きが拡大する中で、さらに前進し、名前を聞いただけで活動内容が想像できるようにするため、「メトロ・ミニストリーズ」から「メトロ・ワールド・チャイルド」に名称を変更することを決断する

現在
土・日曜日の教会学校のみならず、改造したトラックで行う「道端教会学校」や「訪問伝道」等の方法で、子どもたちにイエス・キリストの愛と希望を宣べ伝えている
その働きは東南アジア・東欧・アフリカその他、全世界に拡がり、世界中の不況や政変などにより犠牲となっている子どもたちを救うため要望は増す一方である―

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